院長ブログ

栄養療法に関する話題や日々感じたことなど記していきます。


« アトピー性皮膚炎  |  早産・未熟児 »

多汗症

April 18, 2009

手のひらに多量の汗をかく「手掌多汗症」の手術により別の部位から異常発汗し社会生活が困難になったとして、病院側を相手取り提訴するケースが相次いでいるという記事を見ました。脇や手のひらだけに異常に汗をかくといういう人は結構多いようです。交感神経緊張状態のときに手のひらや脇の下に汗をかきます。交感神経緊張による多汗なので、汗を多くかく部位を支配する交感神経を切って遮断するという乱暴な治療がよく行われています。手のひらを支配している交感神経を遮断すれば手のひらの多汗は改善するでしょうが、交感神経は全身にありますので代償的に他の部位に汗がでてきます。多汗症は原因不明で、交感神経遮断術しか治療方法がないと言われていますが、分子整合栄養医学的にはカルシウムなど栄養不足が原因と考えます。Caは神経の興奮性の調節に関与しています。多汗の方にCa/Mgを飲んでもらうと殆どの場合はおさまります。原因不明といわれている病気や症状の多くは、なんらかの栄養欠損が関与していますので、原因不明の症状にお困りの場合は一度分子整合栄養医に相談してみると何か解決策がみつかるかもしれません。