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院長ブログ

栄養療法に関する話題や日々感じたことなど記していきます。


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うつ治療のSSRIで攻撃性↑

May 12, 2009

抗うつ薬を服用した患者に、他人に突然、暴力をふるうなど攻撃性が増す症状が表れたとの報告が約40件寄せられたため、厚生労働省は8日、「調査の結果、因果関係が否定できない症例がある」として、使用上の注意を改訂することを決めたそうです。対象となるのは5製品で、うち4製品はSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)と呼ばれるもので、従来の抗うつ薬よりも副作用が少ないというふれこみで広く使われるようになった薬です。
gdmクリニックでは、SSRIを前医で処方されていても症状の改善のない方にはSSRIを止めてもらいます。そしてナイアシンなどのビタミンB群やタンパク質、ヘム鉄を中心にした栄養摂取に変更します。するとSSRIを飲んでいた頃は、お酒を飲むと暴れたり、信号待ちがイライラして仕方がなかったりという症状があったけど今はなくなって頭がすっきりするとい人が何人かいました。
セロトニン不足によるうつ症状には、SSRIも効果がありますが、セロトニン不足でなく鉄欠乏、低血糖、副腎疲労症候群などがうつの原因の場合は全く効果がないばかりか、副作用がでるだけです。薬の副作用による症状なのに、症状を訴えればその症状に対する薬が増えたり、違う種類の向精神薬を処方されて、最終的には1日に10~20錠ほどの薬を飲まされてしまう人も少なくありません。うつ症状の原因が何かをきちんと分子整合栄養医学的に診断を受けることが重要です。