院長ブログ

栄養療法に関する話題や日々感じたことなど記していきます。


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おめでた

June 22, 2009

先日中学校の同級生から電話がかかってきました。無事赤ちゃんが生まれたという嬉しい報告でした。
以前から従来の不妊治療でなかなか成果が得られなかった同級生の不妊の相談にのったことが何度かありました。鉄、タンパク質などを中心とした栄養療法を行ってもらい、きちんと栄養素を飲んでくれた場合は皆妊娠出産しましたので、一部の同級生の間では、妊娠のことなら森谷に相談してみたらと言われるようになってきました。電話の同級生も、ほかの同級生から森谷に相談してみてはと言われて奥さんを連れて受診してくれました。妊娠するまでに1年ちょっとかかりましたが、妊娠して無事このたび出産したのです。
今の患者さんは、なんでも早急に結果を求めたがります。しかし長年かかって生じた栄養欠損は1ヶ月そこらで元に戻るわけはないのです。少なくとも半年~1年は栄養欠損が是正するのに期間を要します。また栄養療法は容量依存性に効果を発揮するので、処方された量の栄養素は最低限確保していただかないと効果が発揮されません。10月10日赤ちゃんはお母さんの子宮の中で栄養をもらって育ちます。10月10日間分の栄養がお母さんにないと、妊娠できませんし、できても流産や早産のリスクが高まります。妊娠することがゴールではないので、長い目で不妊治療を受けることが大切だと思います。急がば回れ、あせりは禁物と患者さんにはよく言ってます。