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院長ブログ

栄養療法に関する話題や日々感じたことなど記していきます。


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関節リウマチの治療

December 1, 2011

現在広く行われている関節リウマチの治療方法には疑問を抱いています。リウマチの治療によくリウマトレックスが処方されています。これはもともとがん治療に使われていた抗がん剤です。細胞分裂を阻害して関節の膜の増殖を抑えるという目的で使われています。しかし滑膜のみに作用するわけではなく、全身の細胞に作用してしまうので副作用が非常に問題になります。リウマトレックスを内服している女性の場合、奇形の副作用があるので妊娠は禁忌です。
まずリウマチの原因が何かを知ることが治療において重要です。リウマチと診断されている人には大きく分けて2つの原因があると分子整合栄養医学的には考えます。1つはいわゆる自己免疫の異常によって発症しているもの、もう一つが栄養欠損などによって感染をおこして発症しているものに大別できます。リウマチというと自己免疫疾患(自己を異物を認識できなくなり自分自身の細胞を攻撃してしまう病気)と思っている方が大半だと思いますが、感染による関節炎の場合が少なくありません。栄養欠損による感染が原因の場合は、感染に対するアプローチが重要になりますし、背景にある栄養欠損の是正も同時に必要になります。自己免疫異常によるリウマチも、背景にタン白質不足や酸化ストレスの亢進などがありますので、栄養欠損の是正や抗酸化アプローチなどが重要になります。感染によるリウマチしても自己免疫異常によるリウマチにしても、栄養アプローチが必須なのです。