院長ブログ

栄養療法に関する話題や日々感じたことなど記していきます。


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診断名

December 9, 2011

医師から〇〇病です、と診断名を言われると大半の人はそうなんだと思うでしょう。しかし画像的に診断できる病気以外については医師の診断は結構あてになりません。胃潰瘍なんかは胃カメラで画像的に診断できるのでほぼ診断名に間違いはないでしょう。しかし膵臓がんなどは胃がんや大腸がんと違い内視鏡で観察し組織検査をすることができないので、CTや超音波の形態的な情報のみで診断します。ですから開腹してみたら「がん」でなかったということもあります。特に私が問題だと思っているのが精神疾患の診断です。精神疾患は画像や血液検査で診断しません。患者さんからの問診情報で医師が診断名を決めます。幻聴が聞こえると患者さんが言うと「統合失調症」と診断されます。同じ症状でもその症状が起こる原因は様々です。「うつ」症状も、鉄欠乏、低血糖症、甲状腺機能低下症、副腎疲労症候群などでも起きます。しかし殆どの精神科や心療内科では血液データをもとに診断をくだしていません。病気の背景、原因を正しく知るためには分子整合栄養医学的な血液検査が欠かせないと思います。