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院長ブログ

栄養療法に関する話題や日々感じたことなど記していきます。


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食物アレルギーの減感作療法

January 28, 2012

食物アレルギーの減感作療法の記事が先日新聞に載っていました。食物アレルギーを起こす食品を、少量ずつ経口で摂取して慣らしていくという治療ですが、いったん食べられるようになってもまたアレルギーが再発することが結構あると書いていました。
当たり前のことですが食物は小腸から吸収されます。腸粘膜の状態や腸内細菌が食物アレルギー発症に関与していますので、この部分に対してもアプローチをしないといけませんが、食物アレルギーの減感作療法を行っている医療機関ではこのアプローチはしていないと思います。腸粘膜の改善は栄養療法の得意とするところです。腸粘膜が健全化すれば、異物と認識されるレベルの分子が体内に入り込まなくなるので食物アレルギーは改善されます。極論をいうと減感作療法などしなくても、腸粘膜強化と腸内細菌改善をすれば、多くの食物アレルギーは改善するのではないかと思います。