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院長ブログ

栄養療法に関する話題や日々感じたことなど記していきます。


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薬に頼らぬ生活

February 27, 2012

先日の新聞に「9割の病気は自分で治せる」という本を読まれた方が、「生活見直し、薬に頼らぬ生活」という内容の投書をされていました。その本を私はまだ読んでいませんが、「薬には何らかの副作用がある。言い換えれば薬には毒の一面がある」と書いてあるそうで、投書された方は、「毒」説にショックを受けたそうです。「今まで気休めで薬を飲んでなかったか反省し、生活習慣を見直すことが大事」、と書かれていました。
薬は人間にとって異物ですので解毒排泄しなければいけません。抗がん剤など量を間違えると死に至る場合もあります。私も勤務医時代は薬のことを毒というふうに捉えたことはありませんでしたが、分子整合栄養医学に出会ってからは、薬は異物で、症状を抑えるだけのものという風に認識し、最低限の薬の処方を心がけるようになりました。分子整合栄養医学をしているものにとっては「薬は異物」というのが常識なのですが、まだ一般の方にはそのような意識が定着していないことがこの投書でわかりました。
栄養療法で用いるアミノ酸や鉄などの栄養素は、人間の細胞やホルモン、酵素を構成する成分ですので、解毒する必要がなく安全です。そして、栄養欠損が慢性疾患の原因ですので、不足栄養素を十分量補充することが根治につながります。