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院長ブログ

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保険のビタミン剤

February 28, 2012

厚生労働省は平成12年度診療報酬改定で、全ての医療用ビタミン剤について保険給付を厳格化する、と発表しました。背景には医療費削減をいたいという考えが厚労省にあるようです。
特に症状や病気でもない人が、ビタミン剤を欲しがり医師も要望に応えて処方している場合も少なくないようです。しかし、皮膚炎や湿疹などはビオチンなどの処方で改善する場合も多いので、一律に規制するのもよくありません。それをいうならもっと薬価の高い薬の処方を制限すべきです。抗精神薬は、2剤までとかというふうに制限するほうが、患者さんの副作用軽減にも医療費削減にもつながります。
保険のビタミン剤は合成ですし、処方できる量も限られているので分子整合栄養医学的にはあまり役に立たないものが多いです。自費で高濃度の栄養素を摂取したほうがはるかに効果的です。