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院長ブログ

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慢性疲労症候群(CFS)

February 27, 2013

原因不明の強度の疲労が長期間(一般的に6ヶ月以上)に及び継続する病態を慢性疲労症候群(CFS)と呼びます。微熱 ・咽頭痛 ・リンパ節の腫張・原因不明の筋力低下・羞明 ・思考力の低下・関節痛などの症状を伴う場合が多いようです。検査をしても明らかな異常が認められず、原因不明の病気とされています。医師の中には慢性疲労症候群という病態の存在すら認めていない人もいます。ですから精神疾患として精神科や心療内科に紹介されるケースが少なくありません。慢性疲労症候群の診断を行っている大学病院もありますが、保険のビタミン剤や漢方などを使うので適切な治療ができていないようです。
分子整合栄養医学的にはやはり背景に栄養欠損があるものと考えます。また、何らかの感染を伴っている場合も多く、腸内細菌の乱れが関与していたり、タン白質不足による免疫力低下なども一因だったりします。
治療としては、タン白質を中心とした栄養摂取や副腎強化、腸内の悪玉菌を除菌するためのメディカルフーズ(抗菌作用のあるハーブなど)、善玉菌を増やすためのプロバイオティクス、エネルギー産生をアップさせるヘム鉄・ビタミンB群・カルニチン・CoQ10などを用います。人によって慢性疲労を呈する原因が違いますので、血液データに応じた栄養素の処方が重要になります。


うつ(鬱)・慢性疲労治療クリニック