院長ブログ

栄養療法に関する話題や日々感じたことなど記していきます。


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体質

December 10, 2013

朝起きられない、疲れがとれない、といった症状でお困りの中学生や高校生の方がよく受診されます。分子栄養学的な血液検査をすると、鉄欠乏か低血糖が原因である場合が多いようです。しかし、最初からgdmクリニックを受診される方はレアで、そういった症状が出た場合はまず一般内科を受診されるようです。内科的な血液検査で基準範囲内に収まっていれば「異常ありません」と診断されてしまいます。しかし、お困りの症状があるので「はいそうですか」と納得するわけにもいかず、患者さんはさまざまな医療機関を受診します。脳外科でMRI検査を受けたりする場合も多いようですが、そこでも脳には異常はないですと言われてしまいます。心療内科の受診を勧められることも多く、心療内科を受診すれば問診だけで「うつ病」などの精神疾患と診断されてしまい、向精神薬を処方されます。しかし、向精神薬が効かないどころか副作用で余計に体調を崩す人が殆どです。最後に漢方治療がよいのではないかと考え、漢方治療を受けられる方が多いです。漢方医は、お決まりのように体質改善のためにこの漢方を飲んでくださいといって漢方薬を処方しますが、鉄欠乏や低血糖は漢方では治りません。
これが自分の体質だと諦めている方も少なくないようですが、なんでもかんでも体質と決めつけるのは考え物です。単なる鉄欠乏である場合も少なくありませんので、慢性的な疲労でお困りの場合は一度分子整合栄養医学的な血液検査をお受けになることをおすすめします。