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院長ブログ

栄養療法に関する話題や日々感じたことなど記していきます。


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薬の処方はいたしません

December 16, 2013

「薬で病気が治る」と患者さんのみならず薬を処方している医師のほとんどもそう考えています。しかし薬で病気は治りません。薬物療法は症状を抑え込むだけの対症療法です。リウマチ、うつ、慢性疲労、皮膚炎、にきび、不妊、月経不順など慢性疾患は栄養欠損が発症の大きな原因です。ですから根本的に治そうと思うと、栄養欠損を是正することが唯一の治療方法になります。栄養療法で用いる高濃度のサプリメントは保険が利きません。
新規の患者さんが電話で予約して来られた時は、まず「当院は薬を使わずサプリメントで治療するクリニックですが、そのことはご存じですか?」と尋ねるようにしています。多くの方はHPをきちんと読んでくださっているのでご存じなのですが、中には「薬を処方してくれないんですか?なら受診はしません。」とか「保険が利かないのならやめておきます」と言われる方もチラホラいます。
戦後日本は国民皆保険制になり、だれでも格安で医療機関にアクセスできるようになっていますが、アメリカなどでは医療機関を受診するのがいろいろな制約で困難になっています。スマホや車は壊れたら買い替えることができますが、自分の体はそうはいきません。自分の健康は自分で守る、そのためにはある程度コストがかかるものだということ知っていただく必要があるのではと思います。
タイトルはDr.Xの大門先生の「いたしません」のフレーズをぱくりました。ピロリ菌の除菌やリウマチなどで炎症が強い場合などにはステロイドをやむなく使いますが、やみくもに薬は処方いたしません。治療に基本はあくまでも栄養欠損是正のために栄養素を処方します。