院長ブログ

栄養療法に関する話題や日々感じたことなど記していきます。


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最初が肝心

September 30, 2015

病気にならないように予防することが最も重要です。しかし、自覚症状がないとなかなかみなさん大金を使って病気の予防する気にならないようです。病気になった場合は、早期発見早期治療が重要になります。そして治療も正しい治療をしなければ、よくなるどころか逆に病状を悪化させてしまいます。何事も最初が肝心です。
問題だと思うのが、女性のうつ症状に対する治療です。内科医や心療内科医が鉄欠乏(低フェリチン)でうつ症状を引き起こすことを知らないために、抗うつ剤を処方してしまうことです。鉄不足が原因ですので抗うつ剤は効きません。抗うつ剤には様々な副作用があります。さらに悪いことに、薬を解毒する酵素が鉄を材料としていますので、鉄不足の女性は薬の副作用がでやすくなっていまします。薬の副作用による症状を心療内科で訴えると、その症状に対する薬が追加されます。そうこうしているうちに10種類近くの薬を飲まされてしまう人も少なくありません。
薬を飲んでもよくなるどころかますます症状が悪化するので、治療に疑問を抱きネット等でいろいろ検索しやっと栄養療法にたどり着く人が少なくありません。しかし抗うつ剤や抗不安薬には、依存性があったり薬を急にやめると断薬症状がでたりするものが多く、なかなか薬を減らせません。抗うつ剤などで治療せずに、最初からヘム鉄、ビタミンB群、アミノ酸などによる栄養療法をされていればといつも残念に思うと同時に、まだまだ栄養療法の認知度が低いのだなと思ってしまいます。
少しでも多くの方に栄養療法のことを知っていただくためにも、ブログや本を書くことで情報発信していかなければいけないなと思う今日この頃です。