院長ブログ

栄養療法に関する話題や日々感じたことなど記していきます。


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バリア機能

April 8, 2016

健康な皮膚は異物を侵入させないようなバリア機能を持っています。皮膚をつくる栄養素が不足してくると、皮膚が弱くなり、洗剤、化粧品、カラリーング、塗り薬などにかぶれる(接触性皮膚炎)ようになってきます。皮膚科を受診するとお決まりのステロイドが処方されますが、ステロイドには皮膚萎縮という副作用があります。使用上の注意にも「皮膚萎縮,ステロイド潮紅等の局所的副作用が発現しやすいので,特に顔面,頸,陰部,間擦部位の皮疹への使用には,適応症,症状の程度を十分考慮すること。」と書かれています。ステロイドを塗ることで皮膚がますます薄く弱くなりバリア機能が破たんしてしまい、どんどんアレルゲンが侵入してしまい皮膚炎を悪化させます。
治療は、皮膚を健全にするためのタン白質、ビタミンA、ビタミンB、鉄などの摂取とワセリンなどによる皮膚保護になります。ただし、バリア機能が低下しているとワセリンにさえもかぶれる人がいます。とにかく体の中から皮膚を丈夫にすることが重要です。そのためにもタン白質・ビタミン・ミネラルの豊富な肉をしっかり食べましょう。

肉食女子の肌は、なぜきれいなのか?