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院長ブログ

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犯人は野菜だった

May 23, 2016

頭痛、皮膚炎、倦怠感、発熱でお困りの患者さんに血液検査を実施しましたが、副腎疲労や鉄欠乏、低血糖など認めませんでした。分子整合栄養医学的な血液検査を実施しても明らかな異常が認められなかったので、コストはかかりますが遅延型アレルギーの検査を行いました。即時型アレルギーの検査は日本でできますが、遅延型アレルギー(IgG抗体の測定)は検体をアメリカに送らなければならず、コストがかなりかかる(30,000円以上)ので当院では実施していませんでした。
結果はキャベツ、レタス、ホウレン草、キュウリなどに反応が強かったのですが、患者さんは健康によかれと野菜をたくさん食べていたのです。これらの野菜を除去することで、頭痛や発熱はすぐに起きなくなりました。
分子整合栄養医学的な血液検査で異常がない場合や、栄養摂取で症状の改善が得られない場合はIgG検査をしてみる価値がコスト以上にあるなと痛感した次第です。