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院長ブログ

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リウマチ薬の副作用

July 13, 2016

リウマチは、自己免疫疾患の一つで、約4倍ほど女性に多く発症します。分子整合栄養医学的では、リウマチの発症の背景には鉄欠乏やタン白質不足など栄養欠損があると考えています。その他の要因としてはストレス、腸内環境の乱れなどがあります。また、副腎疲労が関与しているケースもあるので、その場合は高濃度ビタミンC点滴が有効です。
リウマチは栄養欠損が関与しているので栄養療法が効果的な治療方法なのですが、殆どの患者さんは栄養療法の存在を知りませんので、膠原病科や整形外科を受診されます。
専門医ほどよい医療を提供してくれるとみなさん思い込んでいるでしょうが、必ずしもそうとは限りません。リウマチを専門にしているところほど、新しい薬を使いたがる傾向にあります。昔は使う薬と言えばステロイドでしたが、その後はリウマトレックスが主流になり、今では生物学的製剤がよく使われています。リウマトレックスは葉酸拮抗薬と言ってもともとが抗癌剤として使われていました。生物学的製剤とは、化学的に合成したか薬剤ではなく、生物から産生される物質(蛋白質)を応用して作られた治療薬の総称です。化学的に合成されていないのでなんだか身体に優しそうと思うかもしれませんが、強力な免疫抑制剤なので感染症などの副作用が起きやすい薬です。また価格が非常に高いのも難点です。
リウマチは30~40代の女性に多く発症しますが、リウマトレックスや生物学的製剤の治療をしていると胎児に影響がでるので妊娠することができませんが、栄養療法は異物を用いないので、リウマトレックスを処方されていた20代の女性に、リウマトレックスを中止し栄養療法と高濃度ビタミンC点滴を行うことで完治、その後無事出産された方もいます。
リウマチと診断された場合、いきなりリウマトレックスや生物学的製剤による治療を受けるのではなく、まずは鉄欠乏やタン白質不足の是正、ストレスコントロール、副腎強化などを行うことをお勧めします。