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院長ブログ

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加齢黄斑変性症(AMD)

November 10, 2007

たけしの本当は怖い家庭の医学というTV番組で加齢黄斑変性症について放映していました。加齢黄斑変性症(age-related macular degeneration)は、加齢とともに黄斑部が変性を来たす疾患です。黄斑部とは直径5mmほどの視野の中央に見える像を識別する部分です。アメリカでは4人に1人が罹患し、そのうちの半数が失明しており、成人失明原因の第一位にあげられます。たけしの番組では、野菜不足の中年男性が加齢黄斑変性症で失明したという設定の内容でした。野菜にはビタミンEやCが含まれており、これらの抗酸化物質を摂取しないことによって加齢黄斑変性症が生じるという内容でした。しかしゼアキサンチンについてのコメントが全くありませんでした。黄斑はほぼ100%ゼアキサンチンから成り立っていると言っても過言ではないくらいにゼアキサンチンが特異的に存在しています。黄斑変性症の患者さんの黄斑部では、ゼアキサンチン濃度が減少しています。ですからゼアキサンチンをしっかり摂取することは加齢黄斑変性症の予防のみならず、治療にも有効なのです。その他加齢黄斑変性症のリスクファクターとしては、喫煙・紫外線などが挙げられます。