院長ブログ

栄養療法に関する話題や日々感じたことなど記していきます。


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胃カメラ

August 22, 2017

健診で胃のバリウム検査を受けている人が多いですが、放射線科医を何年かしたことがある私としては時代遅れの検査だと思います。かくいう私も、放射線科医時代にバリウムでは初期の病気や平坦な病気を見つけることができないと痛感し、消化器内科に転科しました。
バリウム検査には弱点があり、逆流性食道炎や前側の胃壁の病気を描出しにくいです。また、放射線をつかうので被爆の問題もあります。胃の検査を受ける場合は胃カメラにすべきだと思います。粘膜の状態を見てピロリ菌感染を疑えば、その場で粘膜を生検しピロリ菌の検査をすることもできます。胃癌の殆どはピロリ菌感染が背景にあるので、ピロリ菌感染がある場合は除菌が望ましいです。
仕事の関係で午前中に検査に来れない方には、午後からも胃カメラをしています。当日の朝は軽く食事をすませて、昼はスポーツドリンクなどで空腹を紛らわしてもらい、午後の診療時間帯に検査を実施します。