HOME > 院長BLOG > 栄養療法に関する話題 > 子宮内膜症にはビタミンA

院長ブログ

栄養療法に関する話題や日々感じたことなど記していきます。


« 加齢黄斑変性症(AMD)  |  ビタミンとビタミン剤の違い »

子宮内膜症にはビタミンA

November 20, 2007

子宮内膜症は月経時に激しい痛みを伴います。本来は子宮の内側にしか子宮内膜は存在しませんが、内膜症という病態は子宮の内膜以外の部位、たとえば腹膜、卵巣内、ダグラス窩、子宮筋層内、肺などに子宮内膜と同じような細胞ができるのが子宮内膜症と言われるものです。ではなぜ本来存在しな場所に子宮内膜ができるのかというと、細胞の分化異常が原因と分子整合栄養医学的には考えます。分化とは細胞が分裂してから形態と機能を変えることを言います。ですから子宮内膜症は分化異常と考えられるのです。分化を正常化するのに必要な栄養素はビタミンAです。ビタミンAが不足すると分化異常を来たします。しかし婦人科医で子宮内膜症の患者さんにVAを勧めることはまずありません。子宮内膜症でお困りの方は、まずは天然のビタミンAを至適量摂取されることをお勧めします。6~12万IUのVA摂取で内膜症が縮小・消退した例もあります。ただし摂取するビタミンAは合成のものではなく天然のものがよいのですが、世界中探しても天然ビタミンAはただ一社しか製造していません。