HOME > 院長BLOG > 栄養療法に関する話題 > ビタミンとビタミン剤の違い

院長ブログ

栄養療法に関する話題や日々感じたことなど記していきます。


« 子宮内膜症にはビタミンA  |  容量依存性 »

ビタミンとビタミン剤の違い

November 21, 2007

ビタミンとビタミン剤の違いについてご存知ですか?ビタミンは天然のもので、もともと体内で利用されている物質=生体内物質です。一方ビタミン剤は合成されたものですので、人間にとって異物です。たとえばビタミンEですが、合成ビタミンEは抗酸化作用を発揮する一番大事な部位であるOH基に酢酸などを結合させていますので、全く別物になってしまします。事実摂取した合成ビタミンEは胆汁中に排泄されており、人間の体は合成ビタミンEを異物をして認識います。注意しないといけないのは天然型ビタミンEというものです。自然界のビタミンEにはα、β、γ、δのトコフェロールとトコトリエノールの計8種類が含まれています。天然のβとγトコフェロールを化学的に加工しαトコフェロールと同じ構造に作り変えています。栄養素はクルードな状態=天然で存在する手を加えていない状態のものを摂取することが重要なのです。市販のビタミンEはαトコフェロールしか含まれていませんので、抗酸化作用が望めません。