院長ブログ

栄養療法に関する話題や日々感じたことなど記していきます。


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砂糖中毒

September 4, 2018

ザ!世界仰天ニュースで砂糖中毒の話をしていたそうで、それを視ていた人から自分も砂糖中毒かもしれない、といって予約の電話が何件かありました。
砂糖がたっぷり入ったものを過食していないので自分は砂糖中毒ではないと思っている人も少なくなりと思いますが、パンや麺類を止められないのも砂糖中毒と同じメカニズムの糖質中毒です。分子整合栄養医学的には機能性低血糖症と言います。パンや麺は甘くないので糖質を摂っている意識がない人が多いようですが、特に菓子パンを食べたときの血糖の上昇は半端ないです。
湿疹やふきでもので受診されている人の中には糖質の過剰摂取が原因の人が少なくありません。パンを麺類を控えるように再三言うと、自分の楽しみを否定されるのが嫌なのか何回か言われたら受診しなくなる人もいます。
機能性低血糖症は医者が治せるものではありません。人間の身体はどういう栄養からできているのかをきちんと理解し、1日3食の食事内容を正すしか治療方法はありません。ただ、セロトニン不足は過食の原因になるのでセロトニン合成に必要な栄養素を摂取する意義はあるかと思います。
尚、当院では機能性低血糖症の診断の際に行う5時間糖負荷試験は実施しておりません。