院長ブログ

栄養療法に関する話題や日々感じたことなど記していきます。


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ガン治療

March 29, 2008

日本人の死因の第一はガンです。しかしガン治療には様々な問題があります。ひとつは過剰な手術です。放射線治療と手術では予後が殆ど変わらないガンでも、日本では積極的に外科切除をするケースが多いです。手術は侵襲的で臓器やリンパ腺などごっそり切除するので様々な問題が生じます。しかし放射線治療では臓器が温存できます。予後が変わらないのなら臓器を温存する方がいいと私は思います。2番目の問題は、抗ガン剤治療です。抗ガン剤は白血病、悪性リンパ腫などの血液ガンには有効ですが、胃・大腸・乳ガンなどの固形ガンには有害無益です。しかし多くの病院では切除不能なガンやガンの術後に抗ガン剤治療を積極的に行います。胃ガンや乳ガンの術後に、再発予防という名目で、内服タイプの抗ガン剤(UFT)を処方する場合が殆どです。しかしこのUFTは欧米では効果がないので処方されていません。抗ガン剤は活性酸素を発生させてガン細胞を殺す治療ですが、ガン細胞だけ死なず正常な細胞の方が多く傷ついてしまいます。今のガン治療はガンを殺すことばかりに目を向けています。一方、分子整合栄養医学的なガン治療は、アルブミンというタンパク質を保つこと、貧血を改善することに主眼を置いています。いたってシンプルな考えですが、非常に重要なことなのです。またMerit社のビタミンCを高濃度点滴すると抗ガン作用があるということをアメリカのNIHが認めたことから、最近ではある大学の教授が「ビタミンCがガン細胞を殺す」という著書を出したので一般の人もビタミンC点滴のことをご存知の人が増えてきています。その本を読んだ患者さんがgdmクリニックでビタミンC点滴を希望されて来院されることもあります。しかしビタミンC点滴だけすればガン治療はいいわけではありません。アルブミンを高める、貧血にしないといった栄養療法をきちんとしておかないと、ビタミンC点滴の効果も期待できません。そしてできることならガンにならないような栄養アプローチを若いうちから心がけておくことも重要です。

岡山ガン治療クリニック