院長ブログ

栄養療法に関する話題や日々感じたことなど記していきます。


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ガンの講演会

June 6, 2008

6月12日木曜日に「ひとごとではないガンの時代の到来」~栄養アプローチによる予防とQLの確保~というテーマでメルパルク岡山にて午後1時から3時の予定で講演会があります。演者は私の分子整合栄養医学の師匠です。師匠はノーベル賞学者のライナスポーリング博士の弟子になり分子整合栄養医学を学ばれ、24年前に日本に帰国してから栄養療法を広められた方です。有機化学に造詣が深く、分子のレベルで病気の成り立ちや栄養素の働きを丁寧にいつも教えてくださります。医師になって学会にも出席しない勉強嫌いの私(そもそも学会に入っていない)ですが、分子整合栄養医学は非常におもしろく勉強しがいのある分野で、講演会や勉強会があるときは殆ど参加しています。分子レベルでの栄養素の働きを理解すると、様々な分野で応用がききます。そして自分や自分の家族の健康管理にも非常に役立ちます。
日本人の死因の1位はガンです。講演会の題名の通り、ひとごとではない時代になっています。ガンも分子レベルでの栄養濃度の異常が原因で発症します。しかし適切な栄養アプローチをすれば多くのガンは予防できると思います。またたとえガンになったとしても、栄養アプローチで進行を抑制できると思います。昨年「ビタミンCがガン細胞を殺す」という本が出版されてから、一般の方の間でも高濃度ビタミンC点滴のことが認知されるようになってきました。しかし、ビタミンC点滴だけすればガン治療は成功するかというと、必ずしもそうではありません。栄養状態が悪いままVC点滴をしても効果はあまり望めません。ガン治療医は、アルブミンやヘモグロビンの値など気にしませんが、分子整合栄養医学的には、アルブミン・ヘモグロビンを正常に保つように栄養素をしっかり補給することが何よりも大事なのです。そのほかには、分化を正常に誘導するビタミンAなども治療には欠かせません。今度の講演では、そういった栄養とガンについてのお話が聞けると思います。師匠の岡山での講演は久しぶりです。非常に楽しみです。出席をご希望の方はメールにてお名前をご連絡ください。