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院長ブログ

栄養療法に関する話題や日々感じたことなど記していきます。


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仕事の流儀

October 19, 2010

先日仕事の流儀というTV番組で京都大学呼吸器外科の伊達先生が出演されていました。伊達先生は肺移植の日本の第一人者で、3年前までは岡山大学の教授されていた岡山大学医学部の先輩になります。ちなみに現在岡山大学で肺移植の行っているのは私のスキー部の1級先輩の大藤さんです。以前私は伊達先生の家の近くに住んでいたことがあり、伊達先生が朝ジャージを着てて走って10km以上の道のりの大学病院まで通われていたのを見かけたことがあります。伊達先生は、「患者や家族の生きたい、治りたいという強い思いにふれるたびに、元気にしてぜひ世の中に帰してあげたいと強く思い、それによって医師の力が引き出されると信じる。」と番組の中で言われていました。私が今行っている分子整合栄養療法は、肺移植などのような治療が成功すると劇的に症状が改善するものではありませんので世間に注目されるような派手さはありません。むしろ医学の世界では、分子整合栄養療法は異端児扱いされています。分子整合栄養療法のパイオニアであったホッファー先生は、精神疾患の患者さんの治療ではすばらしい実績をあげられましたが、ホッファー先生は、薬で症状を鈍麻させるのではなく栄養療法で脳内の生化学的濃度を是正し根本的に治し、患者さんを社会復帰させきちんと税金を納めれるようにまでにすることが治療者の役目だと生前おっしゃられていたそうです。移植手術や外科手術に比べると分子整合栄養療法は地味な治療ですが、外科手術に至らないように予防できる治療方法ですし、また様々な症状で苦しんでいる患者さんを社会復帰させることができるすばらしい治療だと私は思っています。これからも分子整合栄養医学を追究し、多くの患者さんが薬から開放され健やかな生活を送れるようなお手伝いをしていこうと強く思った次第であります。