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院長ブログ

栄養療法に関する話題や日々感じたことなど記していきます。


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ピンきり

May 11, 2011

 栄養療法もピンきりでいろんな流派?があるようです。ちなみに、私はライナスポーリング先生の弟子だった日本の栄養療法の草分け的存在であるK先生に指導していただいています。
 ある患者さんが他の施設で栄養療法をうけるも改善しないので当院を受診されました。その施設は医療機関ではなくカウンセリング的なことをしながらサプリメントのアドバイスをするところのようです。医療機関ではないので当然血液検査はそこではできません。鉄が足りないと言われて鉄のサプリメントを買わされていましたが、フェリチンなどの値を根拠にしているわけではなく、こういう症状には鉄というふうにマニュアル的にサプリメントを飲ませているようです。また処方されている栄養素も治療に使えるようなものではありませんでした。ちなみに当院で血液検査をしたところフェリチンは十分すぎるくらいありました。
 分子整合栄養療法を謳っていもきちんとした勉強やトレーニングをうけていない栄養療法家は少なくないようです。症状だけでサプリメントを処方するようなところはお勧めできません。きちんと分子整合栄養医学的に血液データを分析できるところで治療をしないと、不必要なものまで飲まされてしまう危険性があります。