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院長ブログ

栄養療法に関する話題や日々感じたことなど記していきます。


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とりあえずお薬を

October 31, 2007

生命保険加入の診査のときの出来事について書きます。診査では加入する人の病気の治療の有無について質問することになっています。加入者から「コレステロールがわずかに高いので、とりあえず薬を少し飲んだほうがいいでしょうと言われて飲んでいます」という答えが返ってきました。以前は総コレステロール値が220以上だと高脂血症というレッテルを貼られ病人扱いされていました。最近、高脂血症の診断基準が変わり総コレステロール値は診断基準の中に含まれていませんが、いまだに大半の医者や多くの患者さんは総コレステロールの値を気にします。コレステロールは低ければ低いほどいいと思っている人もいますがとんでもない話です。コレステロールはホルモンや細胞膜に必要な大変重要な栄養素なので低いと様々な問題を引き起こします。コレステロールは260くらいが理想なのです。「とりあえず薬でも飲んでおきましょうという」のはいかがなものかと思います。きちんと体のしくみを勉強した医者なら、コレステロールを下げる薬が必要かどうか判断できるはずです。ちなみに生命保険は健康体割引といって病気の治療していない人は安い保険料で加入できますが、とりあえず薬を飲んでおきましょうと言って飲まされてしまった患者さんは病人扱いとなり安い保険料で加入できなくなってしまいます。本当に必要な薬だけを医者は処方すべきですが、患者さんもきちんと勉強して自分の健康は自分で守らないといけません。