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院長ブログ

栄養療法に関する話題や日々感じたことなど記していきます。


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身体に悪いマラソン

November 14, 2017

先日岡山マラソンが開催され、2人の方が走っている最中に心肺停止になっています。幸いにも医療ボランティアによるAED救命措置で一命を取り留め、命には別条はなかったそうですが、普段から走っていない人がマラソンをするのは非常に危険です。また、マラソンに出場するために大会に前にトレーニングをして、脚を痛めることがよくあり、レース前やレース中に痛み止めを飲むランナーが少ないないそうです。しかし、レース前に痛み止めを飲んだランナーの方が、飲んでいないランナーに比べて、消化管痙攣、レース中やレース後の心血管系イベント、消化管出血、血尿が有意に多かったという論文もあります。
マラソン大会に出場するためにほぼ毎日走っているという患者さんの血液検査ではGOTという酵素が高くなっています。GOTは肝臓に含まれる酵素ですが筋肉にも多く含まれており、走ることで筋肉が壊されるとGOTが高くなります。また激しい有酸素運動をすると活性酸素も多く発生し、細胞を傷つけてしまいます。健康によかれと思ってやっていることが実は身体にはかなり負担をかけているのです。運動するならウオーキングや軽めのジョギングにしておいた方がよいと分子整合栄養医学では考えています。