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gdmクリニックの診療内容

ここでは、当gdmクリニックの診療内容についてご紹介いたします。

女性の鬱・慢性疲労

慢性的な疲労、めまい・頭痛などを訴えて病院で検査しても「異常なし」と言われ、それでも症状を訴えると心療内科に紹介され鬱や神経症をいう病名で抗鬱剤(SSRI)を処方されている若い女性が最近多くいらっしゃいます。
鬱は脳内のセロトニン濃度が低下して起きる場合がありますが、SSRIは脳内のセロトニン濃度を上げるお薬ですので、欠乏などのセロトニン低下が原因でない鬱症状には効果がないばかりかむしろ有害です。

米国ではSSRI服用患者の自殺の増加を認め、FDA(米国食品医薬品局)が全ての抗鬱剤の服用は自殺のリスクが高まると警告をだしていますが、日本では製薬会社が小児にまで保険適応の枠を広げようとしています。
脳内にはを含んだ酵素が多数存在し精神神経活動に関与していますが、が不足すると酵素活性が低下し神経機能が低下して鬱・慢性疲労・頭痛などの様々な精神神経症状を呈します。
ほうれん草などの植物に含まれる鉄は非ヘム鉄なので殆ど吸収されませんので、野菜中心の食事をする女性は生理で毎月血液を失う関係上、鉄欠乏に陥りやすいと言えます。

女性に限らず、小児~高校生の成長期の男子も身長の伸びが急な場合、循環血液量の増加や骨の成長に伴い、多くの鉄を必要とするので鉄欠乏状態になっている場合があります。
血液検査で不足栄養素をチェックし精神神経症状がなどの栄養欠損で生じている場合は、不足栄養素を摂取することで症状が劇的に改善します。
抗精神薬による治療に疑問・不安をお持ちの方には、体に優しい栄養療法をお勧めします。

  • 栄養素代:3~5万円/月
  • 推奨栄養素:ヘム鉄、ビタミンB群、ナイアシン、タン白質

補足

1.生理のある年代の女性の殆どが鉄不足と言っても過言ではありません。潜在性鉄欠乏状態だった女性がダイエットや妊娠出産を契機に、一気に鉄欠乏状態に陥り、欝などの症状が全面的に出てきます。マタニティーブルーという表現がありますが、これは妊娠・出産によってを初めとする栄養素を赤ちゃんにあげきったために、栄養欠損に陥っているので精神状態が不安定になっている場合が多いようです。女性は閉経するまではヘム鉄を補給すべきだと考えますし、鉄を失うので成分献血以外の献血はしないほうがいいと思います。

2.ミトコンドリアというエネルギー産生工場に存在する電子伝達系の構成要素であるチトクロームa、b、cにもは必要です。ミトコンドリアの機能が低下すると、エネルギー産生(ATP合成)がスムースに行われなくなり、疲れやすくなります。

3.抗精神薬を飲むと太る人が多いですが、これは抗精神薬が補酵素型フラビンと似ており、リボフラビンへの補酵素型への変換が阻害される、すなわちビタミンB2の欠乏を来たすことが原因です。ビタミンB2をはじめとしたビタミンB群は、エネルギー代謝に関与している栄養素なので、欠乏すると肥満になりやすいと考えられています。抗精神薬を摂取する場合は、ビタミンB群の補給が大切なのです。

4.はチトクロームP450という薬物代謝に関与している酵素にも必要です。貧血の人は薬物代謝が低下している可能性があるので、副作用もおきやすくなります。

5.何度も言いますが、保険で処方されるは非ヘム鉄で吸収が悪く活性酸素を発生させる有害なものです。ヘム鉄摂取をお勧めします。

うつ・慢性疲労治療クリニック